長いリハビリ期間を経て、ようやくNBAのコートに戻ってきたアンドリュー・バイナムが今週、自身のNBA引退について言及した。

フィラデルフィア・セブンティシクサーズに在籍していた昨季、バイナムは膝の故障により一度もプレイしなかった。

当時はNBA引退について真剣に考えたと話すバイナムだが、NBA引退ではなく現役続行という道を選択。

だが、今でもいばらの道は続いている。

試合に出場するたびに自分自身へのフラストレーションを感じているというバイナムが、以下のようにコメントした。

「俺はまだNBAでダブルダブルを記録できる選手なんだ。でも、そうするためにはいくつか修正していかなきゃいけない。まずは、それが“挑戦”だということを受け入れないとね」

クリーブランド・キャバリアーズ移籍後に初めてシクサーズのホームでプレイしたバイナムは、激しいブーイングを浴びながらコートに立った。

再起を誓いながらも、それとは逆にNBA引退の影もチラつかせるバイナム。

本心を知るのは彼のみであり、それは今季終了後に明かされるのかもしれない。