ロサンゼルス・レイカーズ不動のエース、コービー・ブライアントがチームと2年の延長契約を結んだ。

契約額は総額4850万ドル（約49億円）と伝えられている。

今季の年棒（約30億9000万円）と比べると低くなりはしたが、それでもNBAトップの年棒だ。

ブライアントは契約について、「簡単だったよ。契約の交渉とかは一切なかった。レイカーズは偉大なチームだけど、まだ俺を1プレイヤーとして気にかけてくれてるんだね。ただ彼らのオファーに同意するだけたったよ」とコメント。

ブライアントにとって、これがNBAでの最後の契約となるだろう。

ブライアントがNBAでベストプレイヤーであることを証明するためには、NBAタイトル奪取が必須。

これまで5回のNBAチャンピオンに輝いたブライアントだが、彼自身が目指しているの“バスケットボールの神様”マイケル・ジョーダンが記録した6回だ。

今年4月にアキレス腱断裂という重傷を負ったブライアントは、逆にモチベーションが高まっているという。

「怪我した直後は確かに自信を失ってたけどね。俺はまだやれるってことを証明するし、他のヤツらにも証明してみせる」

チーム練習に参加しはじめ、12月復帰という噂が広がるなか、問題視されているのはこれまでと同じレベルでプレイできるかどうかという点だ。

ブライアント自身、今回のような怪我はNBAキャリアで経験していない。

とはいえ、レイカーズ、そしてファンは彼の一刻も早い復帰を待ち望んでいるのではないだろうか。