負傷退場のレブロン・ジェイムスが第2戦へ意欲をみせる
サンアントニオ・スパーズとの2014年NBAファイナル第1戦、負傷退場したマイアミ・ヒートのレブロン・ジェイムスはフラストレーションを溜め込んでいた。
ジェイムスの退場が大きく響いたのか、ヒートは試合終盤に突き放され、第1戦を落とした。
ジェイムスは試合後、「ベンチに座っていなきゃならないのはフラストレーションが溜まる。チームを助けることができきないからね」とイライラした様子でコメント。
レギュラーシーズン中に背中を負傷したジェイムスだが、この試合では左脚全体に痛みが走ったという。
この日のAT&Tセンターは試合中に温度と湿度が上がり続け、厳しい環境下での戦いとなったようだ。
それがジェイムスの背中を悪化させ、ひいては左脚の痛みの原因となったのかは分からない。
だが、ジェイムスはこうコメントしている。
「とんでもなく暑かった。会場にいた全員がそう感じていたはずさ」
ドライビングショットを決めた後、歩くことさえままならなくなったジェイムス。
タイムアウトが1回しか残っていなかったヒートは、ジェイムスを下げるためにファウルで時間を止めた。
ジェイムスが残り4分9秒に得点を挙げて以降、ヒートの得点はマリオ・チャルマーズの3ポイント1本のみ。
一方のスパーズはジェイムス退場後に16得点を記録し、ヒートを突き放して勝利した。
足を引きずりながらロッカールームへと下がっていたジェイムスだが、第2戦には意欲を見せているようだ。
「第2戦に向けて準備していくつもりさ。ファウルトラブルじゃないのにベンチに座らなきゃいけないのは、チームにとっても僕にとっても良いことじゃないんだ。ここからだよ。ゲーム2を楽しみにしてくれ」
第2戦は日本時間9日(月)、同じくAT&Tセンターで行われる。
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