オクラホマシティ・サンダーのケビン・デュラントは、2年後にFAとなる権利を手にする。

まだ契約を2年残しているにもかかわらず、デュラントにはある噂が浮上している。

それは、2年以内に故郷のワシントンに戻るのではないかというものだ。

マイアミ・ヒートで2連覇を達成しながらもクリーヴランド・キャバリアーズへ移籍したレブロン・ジェイムスの影響もあるのかもしれない。

デュラントは、ジェイムスの故郷への復帰を支持する発言をしている。

「みんなそれぞれの考えがある。契約を破棄することで市場価値を試すことができるし、より長期の契約を得られるかもしれないんだ。何が起こるか分からないけどね。彼（ジェイムス）の決断は、彼自身と彼の家族のためだったと思うよ」

果たしてデュラントはジェイムスの例に倣うのだろうか？

自身の将来について尋ねられたデュラントは、次のようにコメントしている。

「俺にとってベストのことをやるつもりさ。オクラホマシティとの契約が2年残ってるから、（去就について）今すぐ話すのは難しい。オクラホマシティでのプレイに集中するだけだし、他の誰かが俺の決定に影響を及ぼすことはないよ。俺はワシントン・ブレッツ（現ウィザーズ）を見て育ったんだ。ブレッツの試合を見るために、いつも電車でアリーナまで行ってたよ。（ワシントンは）俺の一部。俺の血なんだ。故郷に戻ってプレイしたいとは思うさ。でも、俺はオクラホマシティも愛してるんだ」

FAとなった暁には多くのNBAチームがデュラント獲得に動くと見られているが、現時点ではウィザーズとサンダーの二択と言って良さそうだ。