フェニックス・サンズの2年目センター、アレックス・レンが先発センターに定着したここ8試合で、サンズは6勝2敗を記録している。

12月序盤には6連敗を喫したものの、その後に6連勝を飾り、現在は18勝15敗でウェスタン・カンファレンス8位。

ウェストは上位9チームが勝率5割を上回っているため、プレイオフ進出をかけた激しい戦いが繰り広げられているが、レンの成長はサンズにとって大きなプラスポイントとなるだろう。

ジェフ・ホーナセックHCも、レンを称賛しているようだ。ホーナセックHCのコメントをazcentral.comが伝えている。

「彼（レン）は何も恐れてないんだ。彼はビッグタイムでのプレイも恐れないし、誰かとぶつかることも、ぶつかられることも恐れてない。素晴らしいね」

一方のレンも日に日に自信をつけてきているようで、こうコメントしている。

「俺がコートに出れば、違いをもたらすことができる。先発で出ることは、俺にとって大きな自信になったよ。勝利が続けば俺もハッピーさ」

「未来のことは考えたくもない。試合ごとに改善するよう努めるだけ。試合ごとにビデオを見直して、何かを得ようとしてるんだ」

昨季は41試合に出場（うち3試合で先発）し、平均8.8分の出場時間で2.1得点、2.4リバウンド、0.4ブロックショット、FG成功率42.3％、フリースロー成功率64.5％を記録。

今季は33試合に出場（うち8試合で先発）し、平均19.2分の出場時間で6.0得点、5.3リバウンド、1.2ブロックショット、FG成功率54.4％、フリースロー成功率72.0％と、大幅にスタッツを伸ばしてきている。