先日の対ゴールデンステイト・ウォリアーズとのホームゲームで、ロサンゼルス・クリッパーズは110-106で敗れた。

今季のMVP候補のステファン・カリーがフリースローラインに立った時、ステイプルズセンターを訪れた観客からは「MVP!」コールが巻き起こったが、この試合で40得点、12リバウンドを記録したブレイク・グリフィンは思いもかけない事態に困惑してしまったようだ。グリフィンのコメントをESPN Los Angelesが伝えている。

「俺らにホームコートアドバンテージはない。もしあれがプレイオフなら、良いことではないよね」

また、11月にシカゴ・ブルズとステイプルズセンターで対戦した際にも、ブルズに大きな声援が送られていた。

当時の状況について、グリフィンは次のようにコメント。

「ロードゲームのような感じだったよ。初めてのことじゃないけどね」

ロサンゼルスはクリッパーズだけの町ではない。

数々の偉業を成し遂げてきたロサンゼルス・レイカーズの町でもあり、根強いレイカーズファンも多い。

クリッパーズがホームコートアドバンテージを手にするためには、まずはレイカーズの壁を乗り越えなければならないだろう。

現状ではクリッパーズのほうが好成績を残しているが、フランチャイズ史上初となるNBAタイトル獲得が不可欠となるのは間違いない。