シーズン途中のトレードでボストン・セルティックスからダラス・マーベリックへ移籍したレイジョン・ロンドだが、ロンドがマブスのユニフォームに袖を通す姿はもう見られないかもしれない。

ロンドが背中の負傷でプレイオフから離脱した直後、リック・カーライルHCは「ロンドはマブスのユニフォームを着ないだろう」と話していた。

これはプレイオフでマブスのユニフォームを着用しないという意味ではなく、来季からも着用しないという意味だったのだろう。

ESPN Dallasによると、マブスとロンドは互いに道を分かつことに合意したという。

チームに馴染むことができず、カーライルHCとも口論を繰り広げたことで、マブス内におけるロンドの信頼は底をついていた可能性がある。

それでも、この夏に完全FAとなるロンドには多くのチームが獲得に動くと予想されるが、ここ数年は怪我に苦しみ、かつてのようなパフォーマンスを見せられなくなっているだけに、マックス契約をオファーするチームは多くないかもしれない。

現在のところ、ロサンゼルス・レイカーズがロンド獲得最有力候補とされているものの、ミッチ・カプチャックGMは先日、マックス契約以下なら検討すると発言している。

なお、今季のロンドはセルティックスで22試合に出場し、平均8.3得点、7.5リバウンド、10.8アシスト、FG成功率40.5％、3P成功率25.0％を記録。

マブスではレギュラーシーズン46試合に出場し、平均9.3得点、4.5リバウンド、6.5アシスト、FG成功率43.6％、3P成功率35.2％を記録するも、持ち味であるアシスト数は激減した。