ケビン・ラブとJR・スミスという2人の先発選手を欠いたクリーヴランド・キャバリアーズは、プレイオフ・カンファレンスセミファイナル第1戦でデリック・ローズ率いるシカゴ・ブルズに敗れた。

アウトサイドショットのある2人を欠いたことは、キャブスとってマイナスポイントと言えるだろう。

デイビッド・ブラットHCはアウトサイドショットを得意とするマイク・ミラーを先発起用するも、ミラーの出場時間は16.8分、3Pは2本中2本にとどまった。

アービングはゲームハイの30得点を記録し、ジェイムスは19得点、15リバウンド、9アシストとトリプルダブルに迫るパフォーマンスを見せるも、敗れてしまっては意味がない。

ジェイムスもそれを強く感じ、意識を変えなければならないと感じているようだ。ジェイムスのコメントをthe Northeast Ohio Media Groupが伝えている。

「ケビン（・ラブ）が離脱したことで、俺は意識を少し変えないといけないのかもしれない。俺が怪我で離脱してから、彼もしくはビッグ3のうち誰か1人が長期間離脱したことがなかったから、俺らはそれに慣れてないんだ。だから、俺とカイリーはこれまでと違う意識を持たないといけないだろうね」

キャブスにとって痛いのは、ホームでの試合を落としたということだ。

レギュラーシーズン後半のホームゲームでは無類の強さを誇っていただけに、ホームでの第1戦を落としたことは痛い。

第2戦もホームのクイックン・ローンズ・アリーナで行われるが、キャブスにとってひとつのターニングポイントとなる戦いになるかもしれない。