ニューヨーク・ニックスのジェイムス・ドーランは、WNBAに所属するニューヨーク・リバディの球団社長にアイザイア・トーマスを指名した。

かつてニックスを窮地に追い込んだトーマスがマディソン・スクエア・ガーデンに復帰するということもあり、ニックスのフィル・ジャクソン球団社長は不快感を顕にしている。

トーマスはジャクソン球団社長とまだ言葉を交わしていないというが、共存を求めているようだ。トーマスのコメントをthe New York Postが伝えた。

「この建物（マディソン・スクエア・ガーデン）にいるみんなのことを私は考えてる。我々全員は互いに応援し合ってる。互いにうまくやっていくことを、みんなが望んでる。みんな勝ちたいと思ってるんだ」

また、将来的にはジャクソン球団社長の後釜に座るとも噂されているが、それについてトーマスはこう話している。

「人生どうなるか分からない。今から3年後、この部屋にいるみんながまだいるとは思わない。私は今を生きてる。ここは今日の私がいる場所。ここでできる限りを尽くして、ベストの仕事をしていくよ。どうなっていくかは分からない」

トーマスのマディソン・スクエア・ガーデン復帰に過去の悪夢を思い出したファンも多いだろう。

まだニックスには直接的に関わらない立場にあるとはいえ、ニックスの将来に不安がよぎるのは仕方のないことなのかもしれない。