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ジョエル・エンビード 過去の弟の死を受け「バスケをやめたかった」

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ジョエル・エンビード 過去の弟の死を受け「バスケをやめたかった」

ルーキーのジョエル・エンビードは怪我で2シーズンを棒に振ったものの、早くもフィラデルフィア・セブンティシクサーズを代表するスタープレイヤーとなっている。

だが、過去には辛い経験をし、バスケットボールをやめたいと思ったことさえあったようだ。

エンビードの弟は2014年の交通事故で他界。当時のエンビードはひどく落ち込み、バスケットボールをできる状態ではなかったという。

エンビードは当時を振り返り、次のようにコメント。ESPNが伝えている。

「俺は暗い場所にいた。バスケットボールをやめたかった。家に帰って、すべてを放り出したかった」

「だけど、今季がスタートしてから俺が考えてることはただひとつ。『楽しもう』さ。楽しむことがすべて。すべての暗い日々は後退し、楽しむための自分の時間だと考えてるんだ」

弟の死という悲劇を乗り越え、スターダムへ駆け上がろうとしているエンビード。

現在は怪我で離脱中ではあるものの、天国で見守っている弟のため、コートで花を咲かせてもらいたいところだ。

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