ゴールデンステイト・ウォリアーズのケビン・デュラントは、ヒューストン・ロケッツとのカンファレンスセミファイナル第5戦でふくらはぎを負傷し、以降離脱が続いている。

ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCは、デュラントの離脱後にベンチメンバーをフル動員。

ベンチメンバーの出場時間をのばすことでデュラント不在を乗り切っているが、カーHCは難しい采配であることを実感しているようだ。

カーHCはデュラント不在のチームについて次のようにコメント。RealGMが伝えている。

「ケビン・デュラントの不在は、1人の男で埋めることができない。3～4人は必要なんだ」

「ヒューストンとのシリーズは楽しくなかった。だけど、ヒューストンを倒すためにああいう方法でプレイしなきゃいけなかった。みんなに40分以上プレイさせたくないし、ベンチを信頼しないということは嫌だ。だけど、ヒューストンはそれを強いてきたと思う」

「私がコーチをしてきた中で、第6戦の終わり方は私の好きなゲームのひとつ。なぜなら、ケビンは不在で、ベンチがすごく貢献したからね。クイン（・クック）は良いプレイをした。ジョナス（・ジェレブコ）は良いレプレイをした。ショーン・リビングストンは大きなインパクトをもたらしてくれた。（ケボン・）ルーニーもね」

デュラントを欠くウォリアーズだが、ポートランド・トレイルブレイザーズとのカンファレンスファイナルをスウィープで突破。

デュラントなしでも王者の風格を漂わせている。

若手たちにとっても大きな自信となり、ファイナルでもデュラントをサポートするパフォーマンスを見せてくれるだろう。