マイアミ・ヒートのディオン・ウェイターズは先日、チームに有害な行為をしたとし、1試合の出場停止処分を下された。

これにより、ウェイターズは2019-20シーズンの開幕戦に出場できない。

ウェイターズは先発出場と長い出場時間を求めており、エリック・スポエストラHCのプレシーズンでの起用法に強い不満を持っていると報じられているが、チームリーダーであるウドニス・ハスレムはウェイターズを信じ、復帰を心待ちにしているようだ。

ハスレムはウェイターズについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。

「NBAシーズンを通して何度か浮き沈みがある。俺はそれを理解してる。そういったことに対処しなきゃいけない」

「彼にはできるだけ早く戻ってきてもらいたい。俺はディオンが大好き。このチームの全員が大好き。彼らにはいつも言ってるんだ。質問したり、秘密を打ち明けたりする相手として俺を使えとね」

スポエストラHCは今季、ウェイターズをバックアップメンバーとして起用する見込み。

ウェイターズがそれを受け入れず、ルーキーのタイラー・ヒーローが順調に成長すれば、ヒートはウェイターズのトレードを検討し始めるかもしれない。

昨季は出場時間が減少しただけに、ウェイターズにとって今季は勝負のシーズンともなるであろうが、チームファーストの精神も身につけたいところだ。

なお、昨季のウェイターズはレギュラーシーズン44試合に出場し、平均25.9分のプレイで12.0得点、2.6リバウンド、2.8アシスト、FG成功率41.4％、3P成功率37.7％を記録。

キャリア7年を通してクリーブランド・キャバリアーズ、オクラホマシティ・サンダー、ヒートでレギュラーシーズン通算409試合に出場し、平均28.4分のプレイで13.2得点、2.7リバウンド、2.8アシスト、FG成功率41.2％、3P成功率34.7％を記録している。