パウ・ガソル「ゲームは変わった」
近年のNBAでは、3Pショットを多投するチームが増えている。
ゲームはよりスピード感を増し、一昔とは様変わりしたと言えそうだが、ベテランビッグマンのパウ・ガソルが様変わりしたゲームを悲しんでいるのかもしれない。
ガソルによると、一昔と比較すると、今日のNBAゲームは美しさを失っているという。ガソルのコメントをUproxxが伝えている。
「(ゲームは)すごく変わったよね。すぐにショットを撃つ。ポゼッションはすごく短い。アタックごとのパスが減ってる。急なショットが多い。俺が若かった時、今日のようなショットを撃ってたら、罰としてコーチにベンチに下げられたものさ」
「今ではポゼッションから8秒以内にシュートすることが推奨されてる。ゲームの美しさが失われるよね。ワンサイドから逆サイドへのボールムーブメント、インサイド-アウトサイドのボールムーブメント。それらはポストに2人いる時のプレイだった。今はスモールガイ5人でプレイすることもある。先日は(マリオ・)ヘゾニャがセンターとしてプレイしたんだ」
今日のゲームでは、ビッグマンにもアウトサイドショットが求められている。
この流れはこれからも続くであろうが、かつてのようなゲームが戻ってくる日は来るのだろうか。
少なくともガソルが現役の間にかつてのゲームが戻ってくることはなさそうだ。
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