チームUSAのメンバーとしてFIBAバスケットボール・ワールドカップに出場しているデリック・ローズだが、まだまだ本調子というには程遠い。

かつてのような爆発力のあるオフェンスをそれほど見せておらず、周囲では膝の状態が危惧されている。

だが、復帰してまだ数試合。

膝の状況について判断するのはいささか早急過ぎるだろう。

ワールドカップのグループ予選2試合を終えたローズは、次のように話している。

「今は気分が良いんだ。コンディションをもっと上げようとしてるとこさ」

アスリートとしてのキャリアを奪いかねない大怪我を負っただけに、身体的な懸念はこれからも続いていくだろう。

グループリーグ残り3試合では、ある意味ローズの膝の状態を確認するための試合になるとも言えそうだ。