フェニックス・サンズのアレックス・レンと乱闘騒ぎを起こし、ボストン・セルティックスのケリー・オリニクにエルボーを見舞うなど、ここのところのハッサン・ホワイトサイドは暴力的な行動が目立っている。

マイアミ・ヒートでチームメイトのドウェイン・ウェイドは、1試合の出場停止処分を食らったホワイトサイドについて「メンタルを鍛えなければならない」と釘を刺したが、どうやらホワイトサイドは私生活でのフラストレーションを試合に持ち込んでしまったようだ。ホワイトサイドのコメントをthe Palm Beach Postが伝えた。

「私生活でいろいろあったんだ。それについては話したくない。もう二度と起こらないよ」

「（相手選手にキレた時は）その場から立ち去るようにする。このリーグにおいて、報復することは答えじゃないからね。（そのような状況になったら）コーチ、チームメイト、レフェリーに間に入ってもらいたい。報復することは答えじゃないんだ」

1試合の出場停止処分を下され、さらにウェイドから釘を刺されたことにより、ホワイトサイドはメンタルのコントロール方法がいかに重要なのかを学んだはずだ。

オリニクにエルボーを見舞い、退場処分となった後、ホワイトサイドはオリニクに電話で謝罪した模様。

その際、オリニクは「今の君はステップアップしているところだから、君のキャリアを危険にさらすなよ」とアドバイスしたという。

これを機にメンタル面の強化が実現すれば、ホワイトサイドはさらに一皮むけた選手となるかもしれない。