トライアングルオフェンスを導入した初めてのシーズン、ニューヨーク・ニックスは散々たる結果に終わった。

もちろんトライアングルオフェンスの浸透に時間がかかり、さらに負傷者が相次いだことも大きな要因だが、ニックスファンにとっては落胆の一年となったに違いない。

トライアングルオフェンスの継続が疑問視される中、フィル・ジャクソン球団社長がトライアングルオフェンスの継続を明言したうえで、それに賛同しない選手に対して強烈なメッセージを送った模様。ジャクソン球団社長のコメントをESPN New Yorkが伝えている。

「それ（トライアングルオフェンス）に反対する選手は、ここにいるべきじゃない」

「ただ金やブランドに興味を持っている男に、我々は興味ない。利己的な欲求より、人生についてもう少し考えなければならないんだ」

ニックスのロスターは、このオフに大幅に変わる見込みとなっている。

トライアングルオフェンス浸透のために、再び時間を費やしてしまうだろう。

ジャクソン球団社長は意地になっているのか、それとも過去の実績に基づく確かな自身があるのか。

その結果が分かるのは、まだ先のこととなりそうだ。