イースタン・カンファレンス首位でレギュラーシーズンを突破したマイアミ・ヒートには、NBAタイトル獲得の期待がかかっていた。

だが、カンファレンスファイナルでボストン・セルティックスに敗れ、目標を達成することができなかった。

NBAオールスターのジミー・バトラーはセルティックスとの第7戦を落とした後、早くも来季のリベンジを誓ったが、ベテランポイントガードのカイル・ラウリーはかなりのショックを受けているのかもしれない。

ラウリーは今季を振り返り、次のようにコメントしたという。the Miami Heraldが伝えている。

僕はもう少し良いプレイができていたら、もっと高いレベルでプレイできていたらと思う。

だが、できなかった。

ここに戻って来られるチャンスがどれくらいあるのか、誰にも分からない。

正直言うと、僕はシーズンを無駄にしてしまった。

僕はチャンピオンになるためだけにプレイしている。

楽しかったよ。

チームメイトたちに感謝しているし、この機会を得られたことに感謝している。

だが、シーズンを無駄にしてしまった。

チャンピオンになれなければ無駄なシーズンになってしまうんだ。

トロント・ラプターズをNBAチャンピオンに導いた経験を持つラウリーには、バトラーとともにヒートをNBAタイトル獲得に導く働きが期待されたものの、ハムストリングの怪我の影響か十分なパフォーマンスを見せることができなかった。

それゆえにラウリーの後悔は大きいことだろう。

契約をあと2年残しているラウリーには、来季こそヒートをNBAチャンピオンに導く働きを期待したい。