元NBA選手のエネス・カンター・フリーダムは、人種平等を訴える活動を続けている。

トルコ出身のカンター・フリーダムは独裁政権を続けるトルコのエルドアン大統領を以前から厳しく糾弾し、トルコ政府はカンター・フリーダムをテロリストとして認定。

トルコ政府は今もカンター・フリーダムを追っているというが、カンター・フリーダムの状況はさらに厳しくなるかもしれない。

New York Postによると、トルコ政府はカンター・フリーダムの首に50万ドルの懸賞金をかけたという。

Outspoken ex-NBA star Enes Kanter Freedom mulls suing league as Turkey puts $500K bounty on his head https://t.co/5sVcIZlXKQ pic.twitter.com/wq8pdKyo03

— New York Post (@nypost) January 12, 2023

トルコ政府はこれまでもカンター・フリーダムを追っていたが、カンター・フリーダムを逮捕すべく動いていたのは国の諜報機関。

だが、カンター・フリーダムがテロリストの最重要指名手配リストに名を連ね、50万ドルの賞金がかけられたことにより、一般の人々が賞金を獲得するためにカンター・フリーダムの逮捕につながる情報を提供する可能性がある。

カンター・フリーダムはトルコの家族と10年近く話をすることができず、彼の家族はトルコでヘイトを受けているというが、カンター・フリーダムと彼の家族の無事を祈るばかりだ。