ナーレンズ・ノエル ジャンプショットの改善に取り組む
フィラデルフィア・セブンティシクサーズの将来を担うであろうひとり、ナーレンズ・ノエルは、ミドルレンジのジャンプショットを課題としている。
NBA.com/Statsによると、昨季のノエルのFG成功率は、リング下が61.2%(343本中210本)、ペイントエリア内が28.9%(180本中52本)、ミドルレンジが30.8%(130本中40本)にとどまったという。
リング下以外の距離では非常に低い成功率と言えるだろう。
今後は4番のポジションでプレイする機会も増えると予想されているため、ミドルレンジジャンパーの習得は必須だ。
ノエル本人もジャンプショットの改善を重要事項とし、ワークアウトに毎日励んでいる模様。ノエルのコメントをthe Philadelphia Inquirerが伝えている。
「それ(ミドルレンジジャンパー)は、バスケットボールプレイヤーとしての俺を助けてくれると思う。特にパワーフォワードのポジションとしてはね。俺の能力があればコートにスペースができるようになるし、ジャンパーだって安定して決められるようになる。俺らのオフェンスにもプラスだよね」
「プレッシャーがかかる一年になる。ハードに取り組んできたことを示し、俺に何ができるのか示さないといけないからね」
シクサーズは今年のドラフトで期待のセンター、ジャリル・オカフォーを獲得。
また、2016-17シーズンからはジョエル・エンビードも復帰する見込みだ。
つまり、ジャンパーをマスターすることができなければ、シクサーズ内における存在意義が薄れてしまう可能性も否定できない。
それだけに、ミドルレンジジャンパーの改善にかける意気込みは相当なものなのだろう。
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