ドワイト・ハワード 接着剤使用で処分が下る?
インディアナ・ペイサーズでプレイしていた当時、ランス・スティーブンソンはレブロン・ジェイムスの耳に息を吹きかけるなどの奇行を繰り広げた。
ニューヨーク・ニックス時代のJR・スミスは、相手選手の靴ひもを故意にほどくという奇行を見せた。
このように、NBAでは時として奇行に走る選手が見られるが、ヒューストン・ロケッツのドワイト・ハワードにもその疑問が投げかけられている。
先日のアトランタ・ホークス戦で、オフィシャルテーブル付近で手にスプレーをふりかけてコートに戻ったハワード。
その直後、2本目のフリースローを打つためにボールを受け取ったポール・ミルサップは、ボールに明らかな異変を感じ、レフェリーにボールを戻した。
Atlanta Journal Constitutionによると、ハワードが手にふりかけたスプレーは滑り止めの類のものではなく、接着剤の可能性があるという。
ハワードが使用したスプレー缶には白いテープが巻きつけられていることも、怪しさを増長している。
ただ、これはハワードの単独行動ではないかもしれない。
レフェリーがオフィシャルテーブルに確認のために戻った際、ロケッツのJB・ビッカースタッフ臨時HCは滑り止めのスプレー缶と白いテープが巻きつけられた缶を隠すようにベンチに戻したのだ。
この問題について試合中に議論されることはなかったものの、リーグは調査を進める方向とのこと。
リーグで接着剤の使用はルール上認められていないため、もし接着剤を使用したのであれば何らかの処分が下るのは間違いない。
とはいえ、なぜこのような奇行をしてしまったのか謎が残るところだ。
なお、この試合は109-97でホークスが勝利。
勝利を5割に戻したウェスタン・カンファレンス7位のロケッツは、同8位のダラス・マーベリックスを0.5ゲーム差で、同9位のユタ・ジャズを1.5ゲーム差でリードしている。
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