ロサンゼルス・クリッパーズとクリス・ポールの関係は、ポールのステイプルズセンター凱旋試合をもって完全に終了したのかもしれない。

クリッパーズのドック・リバースHCはロケッツ戦の前、ポールについて一切言及しなかったという。

ロケッツ戦を勝利で終えた後、リバースHCは次のようにコメント。ESPNが伝えている。

「今日、我々はクリスについて言及しなかった。我々が話したのはロケッツについてだ」

「クリスは我々にとって素晴らしい存在だった。だが、我々の元から去る決断を下した。つまり、彼はもはやクリッパーじゃない。我々は彼のことを話してない。我々が話してるのは、ブレイク（・グリフィン）、ディアンドレ（・ジョーダン）、そして我々のチームにいるすべての男たちについてだ。今日の我々がやったのはそれがすべて。今夜の我々は勝つための方法について話をした。感情的なゲームになることは分かってた。どうなるかは分からなかったがね」

ポール、トレバー・アリーザ、ジェラルド・グリーン、ジェイムス・ハーデンは試合後にクリッパーズのロッカールームに向かい、ロサンゼルス市警が動く事態に発展したというが、今回の事態により、両チームにライバル関係が生まれたことは間違いない。

なお、この問題についてはNBAも調査に動いているようだ。

両チームの次の対戦は日本時間3月1日、同じくステイプルズセンターで行われる。