タイリース・ハリバートンがパリオリンピックに意気込み「狙うのは金メダルだけ」
インディアナ・ペイサーズのNBAオールスターポイントガード、タイリース・ハリバートンは、チームUSAの一員としてパリオリンピックに出場する予定だ。
ハリバートンは昨年夏のFIBAバスケットボール・ワールドカップにもチームUSAの一員として出場。
だが、チームUSAはNBAで活躍する選手たちを揃えたにもかかわらず、メダルを獲得することができなかった。
ハリバートンによると、昨年夏の経験を活かし、パリオリンピックで金メダルを勝ち取りたいという。ハリバートンのコメントをbasketnews.comが伝えている。
昨年はたくさんのことを学んだ。
僕は19歳くらいの時からUSAバスケットボールのためにプレイしている。
1試合が結果を左右することを理解している。
USAバスケットボールは長年にわたってバスケットボールの頂点にいる。
だから、人々は負けるのを見たがるし、彼らはベストを尽くしてくる。
1試合の結果が大きく影響することもある。
NBAのプレイオフでは7試合まで進むことができるが、(FIBAは)本当に1試合なんだ。
その1試合でどんなことでも起こり得る。
1人がホットになり、2人がホットになれば、状況は変わる。
USAでプレイするなら、相手は僕たちを倒そうとしてくることを理解しなければならない。
USAバスケットボールは長年の間、バスケットボールの頂点に君臨している。
だから、誰もがベストを尽くしてくるんだ。
昨年のリトアニア戦を思い出す。
彼らはショットはとにかくすごかった。
信じられないほどだった。
たった1試合ですべてが変わるんだ。
選手たちがホットになれば、状況は急速に変わる。
だから、そういうことを意識し、自分の能力を活かすだけだ。
何よりも金メダルを勝ち取りたい。
昨年は(チームUSAの選手たちと)1ヶ月と40日間くらい一緒に過ごした。
何も持ち帰ることができなかった。
素晴らしい経験を積み、素晴らしい友人たちと過ごし、素晴らしい関係を築いた。
だが、結局のところ、僕たちはメダルを勝ち取るために集まったんだ。
だから金メダルだ。
僕たちが狙うのはそれだけだ。
それが僕たちの目標だ。
そのために戦えることに興奮している。
ハリバートンはNBAプレイオフでハムストリングを怪我したものの、間もなくスタートするチームUSAのトレーニングキャンプには参加できると見られている。
今回のチームUSAにはレブロン・ジェイムスやケビン・デュラント、ステフィン・カリーなどNBAを代表するスーパースターたちが集結しているが、果たしてチームUSAはワールドカップの雪辱を晴らすことができるだろうか?