フランス代表のビクター・ウェンバンヤマ「対戦相手がどこであろうと関係ない」
昨年のNBAドラフト1位選手ビクター・ウェンバンヤマは、母国で開催されるパリオリンピックにフランス代表の一員として出場する。
フランス代表は金メダル獲得候補の1チームだが、最有力候補はNBAを代表するスター選手たちを集めたアメリカ代表だ。
つまり、フランス代表が金メダルを勝ち取るためには、どこかの時点でアメリカ代表を下さなければならないだろう。
だが、ウェンバンヤマはアメリカ代表との決戦だけに集中せず、すべての試合に全力を尽くさなければならないと考えている模様。
ウェンバンヤマは「アメリカ代表との対戦にワクワクしている?」と質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
すべての優れたチームとの対戦にワクワクしている。
だが、本当に重要なのは自分たち自身だ。
僕たちは金メダルにできる限り近づくように努力している。
対戦相手がどこであろうと関係ない。
フランス代表は昨年夏のFIBAバスケットボールワールドカップを散々な成績で終えたものの、東京オリンピックでは銀メダルを獲得した強豪国だ。
ウェンバンヤマにとっては初めてのオリンピックとなるが、パリオリンピックを機に多くの人々がウェンバンヤマの脅威を目の当たりにするに違いない。
なお、フランス代表はオリンピックのグループステージでブラジル代表、ドイツ代表、日本代表と対戦する。