ジョエル・エンビードがシクサーズ史上初のアメリカ人オリンピックチャンピオンに

フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードは、チームUSAの一員としてパリオリンピック金メダルを勝ち取った。
パリオリンピックではロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスがオリンピック史上初となるトリプルダブルを通算2度達成した選手になり、フェニックス・サンズのケビン・デュラントが男子チームUSA史上最多となる金メダル4個を勝ち取るなど、偉大な記録が誕生。
エンビードも金メダルを獲得したことにより、シクサーズの歴史に名を残すことになったようだ。
hoopsrumors.comによると、エンビードはシクサーズのフランチャイズ史上初めてオリンピックで金メダルを勝ち取ったアメリカ人選手になったという。
過去にチャンスがあったのは、1992年のバルセロナオリンピックに出場したチャールズ・バークレーと、2012年のロンドンオリンピックに出場したアンドレ・イグダーラだ。
だが、バークレーはオリンピック2ヶ月前にトレードを要求し、フェニックス・サンズへ移籍。
イグダーラはオリンピック期間中にトレードでデンバー・ナゲッツへ移籍したことにより、シクサーズではなくナゲッツの一員として金メダルを獲得した。
シクサーズはこのオフシーズン中にNBAオールスターフォワードのポール・ジョージを獲得するなど、NBAタイトル獲得を期待させるロスターを構築した。
エンビードはシクサーズでもチャンピオンリングを勝ち取り、彼のレガシーに加えたいところだろう。
なお、エンビードのパリオリンピックのスタッツは以下の通りとなっている。
| – | パリ五輪 |
|---|---|
| G | 5 |
| MP | 16.8 |
| PTS | 11.2 |
| TRB | 3.8 |
| AST | 1.4 |
| STL | 0.2 |
| BLK | 1.0 |
| TO | 1.8 |
| FG% | 56.8% |
| 3P% | 54.5% |
| FT% | 72.7% |


