トレイ・ヤング「ネクスト・ステフィン・カリーになろうと思ったことはなかった」
アトランタ・ホークスのトレイ・ヤングは、NBA入りした頃に「ネクスト・ステフィン・カリー」と評価されていた。
ここ数年のヤングは十分なパフォーマンスを見せることができず、カリーと比較されることも少なくなったが、そもそもヤングは自身をネクスト・ステフィン・カリーとみなしていなかったようだ。
ポール・ジョージのポッドキャストにゲスト出演したヤングはネクスト・ステフィン・カリーという評価について質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
そのプレッシャーは大学の時に始まった。
僕たちはフィル・ナイト・トーナメントで好成績を収めたから、毎日のようにESPNに出演していた。
その時に「ネクスト・ステフ・カリー」とプッシュされたんだ。
だが、僕はあまり気にしていなかった。
「僕がネクスト・ステフになる」と思ったことは一度もなかったんだ。
僕は常に他の選手のプレイを少しずつ取り入れている。
子どもの頃の僕のお気に入りの選手はスティーブ・ナッシュだった。
多くの選手から少しずつ取り入れた。
だから、ステフと似ているところもある。
ただ、違うところもあるよ。
僕が大学にいた頃に彼(カリー)がある話をしていたのを聞いた。
当時の僕たちは全米トップ5くらいだったが、彼は「彼(ヤング)はすごく刺激的だ」と言ってくれていたんだ。
僕が初めてトレード対象になった時のことを覚えている。
プレイインゲームの直前くらいだったと思う。
彼から「集中し続けろ」というメールをもらったんだ。
彼は知識とアドバイスを僕にくれた。
いつも僕を助けてくれるよ。
ヤングにはこの夏もトレードの噂が出ていた。
だが、おそらく来季もホークスのユニフォームを着てプレイするだろう。
ヤングがカリーと比較されることはほとんどなくなったが、彼は彼自身のアイデンティティを確立し、カリーがそうしてきたように、ホークスを勝利のチームに変えるだろう。
なお、ヤングの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 54 | 407 |
MP | 36.0 | 34.1 |
PTS | 25.7 | 25.5 |
TRB | 2.8 (キャリアワースト) | 3.6 |
AST | 10.8 (キャリアハイ) | 9.5 |
STL | 1.3 (キャリアハイ) | 1.0 |
BLK | 0.2 (キャリアハイタイ) | 0.2 |
TO | 4.4 | 4.2 |
FG% | 43.0% | 43.6% |
3P% | 37.3% | 35.5% |
FT% | 85.5% | 87.3% |