デイミアン・リラードがバックスでの1年目を振り返る「思っていたよりずっと難しかった」
NBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードは昨年夏のトレードでポートランド・トレイルブレイザーズを離れ、ミルウォーキー・バックスへ移籍した。
これによりバックスはリラード、ヤニス・アンテトクンポ、クリス・ミドルトンと、現オールスターと元オールスターを主力に擁するチームに生まれ変わったが、彼らはNBAプレイオフに進出したものの、勝ち上がることはできなかった。
リラードによると、バックスでの1年目は環境に慣れるのが大変だったという。
リラードは昨季を振り返り、次のようにコメント。hoopshype.comが伝えている。
思っていたより難しい移行だった。
私生活の変化(離婚)もあったが、素晴らしい選手(アンテトクンポ)と共にプレイすることにアジャストしなければならなかった。
クリスとのプレイにもアジャストしなければならなかった。
クリスも素晴らしいプレイヤーだが、彼には得意なプレイがある。
だから、僕は彼らと一緒にプレイすることに慣れなければならなかった。
彼らがやっていることを止めたくなかった。
だが、僕はその中で最高のプレイをする方法を見つけなければならなかった。
だから、すごく大変だった。
流動的な部分もあったが、僕が思っていたよりずっと難しかったんだ。
バックスはリラードだけでなく、チームとしても十分なパフォーマンスを見せることができず、シーズン中にヘッドコーチのエイドリアン・グリフィンを解雇。
後任にボストン・セルティックスをNBAチャンピオンに導いた実績を持つドック・リバースを招聘した。
忙しい1年を送った彼らは、昨年と比べると時間に余裕のある夏を過ごし、来季へ向けて十分に準備することができるだろう。
果たしてリラードは頼れるチームメイトたちと共にバックスをNBAタイトル奪還に導くことができるだろうか?
なお、リラードの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 73 | 842 |
MP | 35.3 | 36.2 |
PTS | 24.3 | 25.1 |
TRB | 4.4 | 4.2 |
AST | 7.0 | 6.7 |
STL | 1.0 | 1.0 |
TO | 2.6 | 2.8 |
FG% | 42.4% | 43.8% |
3P% | 35.4% | 37.1% |
FT% | 92.0% | 92.0% |