ニューヨーク・ニックスのジョシュ・ハートは先日、パリオリンピックの陸上競技100m走で金メダル、200m走で銅メダルを獲得したノア・ライルズに言及し、「彼（ライルズ）には本当に負けてほしかった」などと語った。

ライルズは昨年夏に開催された世界陸上で100m走、200m走、400mリレーで金メダルを獲得した後、、FIBAバスケットボールワールドカップで4位に終わったチームUSAについて、「何の世界チャンピオンだ？」と投稿して炎上。

これにNBA界隈は激しく反発したわけだが、今回のハートの発言についてはライルズに届いていなかったのかもしれない。

ライルズは先日、ハートについて質問されると、次のように答えたという。clutchpoints.comが伝えている。

ノア・ライルズ：
「僕はすでに（金メダルを）勝ち取った」

MC：
「ジョシュ・ハートのことは知っている？」

ノア・ライルズ：
「ノー」

MC：
「彼はニックスでプレイしている」

ノア・ライルズ：
「ありがとう」

ジョシュ・ハート「ノア・ライルズに負けてほしかった」

ハートはニックスで主力選手として活躍している。

だが、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスやゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー、フェニックス・サンズのケビン・デュラントなどNBAを代表するスーパースターたちと比較すると、当然ながら知名度は低い。

ライルズの発言を聞いたハートはNBA選手としてのさらなる成長を誓ったに違いない。