マイケル・ポーターJr「金のせいでゲームを楽しめなくなることがある」
デンバー・ナゲッツのマイケル・ポーターJrは、ルーキーシーズンを怪我により全休した。
また、2021-22シーズンもレギュラーシーズン9試合の出場にとどまるなど、怪我に苦しめられてきた。
昨季は健康を維持し、レギュラーシーズン81試合に出場したものの、ポーターJrはバスケットボールを純粋に楽しむことができなくなりつつあるのかもしれない。
ポーターJrによると、マックス契約を結ぶと周囲から過剰に期待されてしまうという。ポーターJrのコメントをhoopshype.comが伝えている。
怪我する前はただバスケットボールをプレイしていた。
君たちも知っての通り、今は少し違う。
仕事として考える時がある。
ただ、僕はバスケットボールが大好きだ。
食べていけるなら、タダでもプレイしていただろう。
金が目的ではなかった。
僕の目的はできる限りバスケットボールに取り組み、できる限りうまくなることだった。
正直言うと、金のせいでゲームを少し楽しめなくなることがある。
なぜなら、マックス契約を結ぶと期待されることが増えるからね。
オールスターになるべきとか、こうあるべきとか、いろんなことを言われるようになるんだ。
ポーターJrは2021年の夏に5年のマックス延長契約を結んだ。
だが、直後のシーズンは怪我により長期離脱を強いられ、レギュラーシーズンわずか9試合の出場にとどまった。
しかし、昨季は健康を維持し、ナゲッツに欠かせない選手のひとりとして活躍している。
今年はポーターJrの兄弟にいろんな問題が起こってしまったが、ポーターJrがただバスケットボールを楽しめる日が来ることを願うばかりだ。
なお、ポーターJrの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 81 | 268 |
MP | 31.7 | 27.8 |
PTS | 16.7 | 15.7 |
TRB | 7.0 | 6.2 |
AST | 1.5 | 1.2 |
STL | 0.5 (キャリアワーストタイ) | 0.6 |
BLK | 0.7 | 0.6 |
TO | 1.1 | 1.1 |
FG% | 48.4% | 49.9% |
3P% | 39.7% | 41.0% |
FT% | 83.6% (キャリアハイ) | 80.7% |