グーション・ヤブセレとレアル・マドリードの契約が正式に終了
パリオリンピックでフランス代表の銀メダル獲得に貢献したグーション・ヤブセレは先日、フィラデルフィア・セブンティシクサーズとミニマム契約で合意したと報じられた。
ヤブセレはスペインのレアル・マドリードと契約していたが、契約にはNBA移籍のためのオプトアウト条項が含まれていたため、ヤブセレはそれを利用してシクサーズと契約合意に至った。
だが、シクサーズと正式に契約するためには、レアル・マドリードにバイアウト額250万ドルを支払わなければならなかった。
しかし、この問題は無事解決したようだ。
hoopsrumors.comによると、ヤブセレとレアル・マドリードのバイアウト交渉がまとまり、ヤブセレは晴れてシクサーズと正式に契約したという。
ただし、バイアウト額250万ドルをどう処理するかについては明らかになっていない。
シクサーズは最大85万ドルをキャップに含めずに支払うことができる。
だが、もしシクサーズが最大額の85万ドルをレアル・マドリードに支払ったとしても、残り165万ドルはヤブセレが支払わなければならない。
ヤブセレのシクサーズとの契約額は208万7519ドルであるため、そこから165万ドルを差し引くと、ヤブセレの来季の実質サラリーはわずか43万7519ドルとなってしまう。
おそらく分割で支払ったり、レアル・マドリードが減額に応じたりしたのだろうが、いずれにせよヤブセレは来季、贅沢な暮らしは慎まなければならないのかもしれない。