ブラデ・ディバッツが2018年NBAドラフトでルカ・ドンチッチを指名しなかった理由を明かす
サクラメント・キングスは2018年のNBAドラフト2位指名でビッグマンのマービン・バグリーⅢを獲得した。
当時の1位指名はディアンドレ・エイトン、3位はルカ・ドンチッチだった。
つまり、キングスにはヨーロッパの至宝ドンチッチを獲得するチャンスがあったのだ。
では、なぜキングスはドンチッチを指名しなかったのだろうか?
当時キングスでゼネラルマネージャーとして働いていたブラデ・ディバッツはドンチッチを指名しなかった理由について質問されると、次のように応えたという。larrybrownsports.comが伝えている。
ポイントガードのポジションには、1年前にドラフトしたディアーロン・フォックスがすでにいた。
当時、フォックスは次の世代でフランチャイズプレイヤーになれる選手だと僕は思っていた。
僕が間違っていたかどうかは、時が経てば分かるだろう。
現時点では僕が間違っていたのかもしれないね。
だが、僕はフォックスがもっと素晴らしいキャリアを送ると信じているんだ。
フォックスはドンチッチほどではないにせよ、シーズンごとに着実に成長し、NBAオールスター選手となった。
とはいえ、ドンチッチのNBAキャリアと比較すると、少なくともディバッツの決断は現時点では間違っていたと言えるかもしれない。
果たしてフォックスはキングスをNBAチャンピオンに導き、ディバッツが間違っていなかったことを証明することができるだろうか?
なお、昨季のドンチッチとフォックスのスタッツは以下の通りとなっている。
– | L・ドンチッチ | D・フォックス |
---|---|---|
G | 70 | 74 |
MP | 37.5 | 35.9 |
PTS | 33.9 | 26.6 |
TRB | 9.2 | 4.6 |
AST | 9.8 | 5.6 |
STL | 1.4 | 2.0 |
BLK | 0.5 | 0.4 |
TO | 4.0 | 2.6 |
FG% | 48.7% | 46.5% |
3P% | 38.2% | 36.9% |
FT% | 78.6% | 73.8% |