パトリック・ベバリーが八村塁に喝「『僕がセカンドオプション』という気概で臨め」
ロサンゼルス・レイカーズはこのオフシーズン中にロスターを動かさなかった。
つまり、レイカーズが躍進するためには今いる選手たち、特に20代の選手たちのステップアップが不可欠となるだろう。
その期待を集めるひとりが、「レイカーズのXファクター」と評価されている八村塁だ。
だが、元レイカーズのパトリック・ベバリーによると、八村がXファクターになるためにはマインドを変えなければならないという。
ベバリーは八村について次のようにコメント。basketnews.comが伝えている。
ルイは優れたバスケットボール選手だ。
だが、僕は彼がXファクターとは思っていない。
彼はXファクターになるべきだ。
なぜなら、Xファクターとして金をもらっているからね。
彼はもっとやらなければならない。
「僕がセカンドオプションだ」という気概で臨まなければならない。
「AD(アンソニー・デイビス)がここにいる。レブロン(・ジェイムス)がここにいる。オースティン・リーブスがここにいる。DLo(ディアンジェロ・ラッセル)がここにいる。だが、僕がセカンドオプションだ」というマインドを持たなければならない。
そのマインドを持たなければならない。
なぜなら、彼らはそれを必要としているからね。
(レイカーズ時代の)カイル・クーズマはタフショットを撃っていた。
だから、人々は彼を馬鹿にしたものだ。
だが、そのようなショットも必要だ。
レギュラーシーズン中に撃つタフショットは、試合の最後に撃つショットと同じだからね。
僕は彼(八村)と一緒にプレイしたが、彼は「7本外した。次の1本は決める」というマインドを持っていないと思う。
それを変えることができれば、バスケットボール選手としての彼も変わるだろう。
ヘッドコーチに就任したJJ・レディックは、八村に期待を寄せている。
もし八村がNBA選手としてさらに成長することができれば、確実にレイカーズの戦力アップにつながるだろう。
果たして八村はベバリーのような激しい闘争心を持ち、レイカーズに不可欠な選手になることができるだろうか?
なお、八村の昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 68 | 278 |
MP | 26.9 | 26.9 |
PTS | 13.6 | 12.7 |
TRB | 4.3 | 4.8 |
AST | 1.2 | 1.3 |
STL | 0.6 | 0.6 |
BLK | 0.4 (キャリアハイタイ) | 0.3 |
TO | 0.7 | 0.9 |
FG% | 53.7% (キャリアハイ) | 49.3% |
3P% | 42.2% | 37.1% |
FT% | 73.9% | 76.3% |