ヤニス・アンテトクンポはキャリア終盤にヨーロッパでプレイ?「兄にそう伝えた」
ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポはチームをNBAカップ制覇に導き、ファイナルMVPを受賞した。
圧倒的なパフォーマンスでバックスを優勝に導いたアンテトクンポだが、彼はプロバスケットボールキャリア終盤にヨーロッパでプレイすることを考えているのかもしれない。
アンテトクンポはNBAカップタイトルを獲得した後、今後のキャリアについて次のようにコメントしたという。basketnews.comが伝えている。
オリンピック予選が終わった後、僕はタナシスと一緒に(ギリシャ)代表チームのハイライトを見ていた。
僕は彼にこう伝えたんだ。
「ヨーロッパでプレイするのは楽しい。僕は5~7年後にここでプレイできるかな?」とね。
本当にそう言った。
NBAでは82試合を通して身体をぶつけられる。
ヨーロッパではより効果的にプレイできる。
試合時間は短く、より戦略的だ。
僕は(ギリシャ代表で)常にボールを持っているわけではない。
オフ・ザ・ボールでのプレイが増え、インサイドに切り込む。
それにトーマス・ウォルカップ、ニック・カラセス、バシリオス・トリオプロスといった素晴らしいプレイメイカーたちがノールックで僕を見つけてくれる。
身体への負担も軽かった。
タナシスに「NBAでは大金を稼ぐことができる。だが、もしヨーロッパのチームが同じ金額でオファーを出すことができれば、僕はヨーロッパでプレイするかもしれない」と話した。
彼は驚いた様子で「本気か?」と言っていた。
僕は「本気だ。君たちの近くにいることができるからね」と答えた。
僕はヨーロッパの戦略を気に入っている。
そのスタイルで育った。
だが、今はここにいる。
バックスにいる。
僕たちはNBAカップを制した。
順調だ。
NBAの試合時間は48分であるのに対し、ヨーロッパの試合時間は40分だ。
また、ヨーロッパではチームバスケットボールを主軸にしているため、アンテトクンポの身体にかかる負担は軽くなるだろう。
果たして現在30歳のアンテトクンポは5~7年後にヨーロッパのクラブチームと契約するのだろうか?