マイアミ・ヒートは来月の期限までにNBAスターのジミー・バトラーをトレードで放出すると見られている。

バトラーはヒューストン・ロケッツ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ダラス・マーベリックス、フェニックス・サンズへのトレードを望んでいるとされているが、これらのチームがバトラーを獲得するのは難しい状況だ。

また、トレードの主導権はヒートが握っているため、バトラーは再建中のチームへのトレードも受け入れなければならないだろう。

だが、バトラーは再建中のチームではなく、NBAプレイオフチームへ移籍することができるかもしれない。

thescore.comによると、ミルウォーキー・バックスとメンフィス・グリズリーズがバトラーに関心を持ち、組織内で話し合っているという。

ただし、バックスはクリス・ミドルトン、ボビー・ポーティス、パット・コナートン、マージョン・ボーチャンプをトレードパッケージとすれば、バトラーのサラリーにマッチすることができる。

だが、NBAカップを制したバックスが主力選手たちを複数放出する意味はないのかもしれない。

一方、グリズリーズについてはデズモンド・ベイン、もしくはマーカス・スマート・ルーク・ケナード、ブランドン・クラークなどをトレードパッケージとすることでバトラーを獲得できる。

果たしてバックスとグリズリーズはどう動くのだろうか？

なお、ヒートはバトラーを今トレードで放出するほうが良いのか、それともオフシーズン中にサイン＆トレードで放出するほうが良いのかを話し合っているとも報じられている。