オースティン・リーブスがアンソニー・デイビスのトレードを振り返る「本当にタフだった」
ロサンゼルス・レイカーズは先日のトレードでNBAオールスタービッグマンのアンソニー・デイビスを放出した。
ルカ・ドンチッチとデイビスのトレード交渉は秘密に行われたため、もちろんレブロン・ジェイムスをはじめレイカーズの選手たちも知らなかった。
レイカーズはこのトレードでデイビス、マックス・クリスティー、ジェイレン・フッド・シェフィーノを放出したわけだが、オースティン・リーブスによると、彼は仲間たちのトレードにひどくショックを受けたという。
このトレードについて質問されたリーブスは、次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。
タフだ。
このリーグに入ってから初めてのショックな状況だ。
僕とDLo(ディアンジェロ・ラッセル)は本当に仲が良かった。
今も良い友人だ。
彼のトレードは君たちも予想できたんじゃないかな。
それからニックス戦を終えた後、(ドンチッチとデイビスのトレードは)誰もがフェイクだと思った。
世界中の誰もがフェイクだと思った。
だから、ここ数日はタフだった。
ADとは3~4年間一緒に過ごした。
マックスとは3年間一緒に過ごした。
彼らと本物の友情を築いた。
だからこそタフだ。
最近ここで数試合を終えた後、バスに乗っている時にADがスマートフォンを出して、僕に差し出したことがあった。
通話の相手は彼の子供だった。
彼の子供がADに「イースティン・リーブスと話したい」と言ったから、僕は彼の子供に「あのセレブレーションをやってみてくれ」と言った。
すると、彼はそれをやり始めたんだ。
そういうちょっとしたことがあるからこそ、別れは辛い。
だが、これはビジネスだ。
この状況を乗り越え、これからを楽しみにしなければならない。
リーブスによると、この難しい状況を乗り越えるべく、長いNBAキャリアを通して何度も別れを経験してきたジェイムスに相談したという。
僕はレブロンに尋ねた。
「君はリーグに10億年いる。100万人ものチームメイトがいた。彼らが入れ替わるのを見てきた。どうやって対処すればいいんだ?」とね。
ここ数日は本当にタフだった。
ADと4年間、マックスと3年間、フッド(ジェイレン・フッド・シェフィーノ)と2年間一緒に過ごしたから、胃のあたりにぽっかり穴が空いてしまったような気分だ。
そう語ったリーブスだが、このトレードによりドンチッチという偉大な選手と共にプレイすることになった。
彼はラッセルやデイビスなどと友情を築いたように、ドンチッチとも友情を築き、共にレイカーズを牽引していくに違いない。