リッチ・ポールがレブロン・ジェイムスに関する噂を否定「事実ではない」

ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスは、NBA史上最も偉大な選手のひとりだ。
それゆえに大きな影響力を持ち、チームのロスター構成にも関与していると噂されている。
だが、ジェイムスの親友でありエージェントでもあるリッチ・ポールによると、そういった噂はまったく事実ではないという。ポールのコメントをlakersnation.comが伝えている。
事実ではない。
僕が現場にいるからこそ、そう言える。
人々はコート外での影響を考慮していない。
彼と一緒にプレイする選手たちは「もしかしたら君たち(ジェイムス陣営)が僕を追い出そうとしたから、僕はトレードされたのかもしれない」という感じになり、友情にヒビが入ってしまう。
僕はそれが事実ではないことを分かっている。
彼がチームを運営しているわけではない。
明らかだ。
なぜなら、彼自身も知らなかったことがいくつもあったからね。
それなのに、どうやってチームを運営するんだ?
たとえば、(ラッセル・)ウェストブルックのトレードだ。
あれは彼がやったわけではない。
それが事実だということを僕は知っている。
力や影響力を持つことと、実際に意思決定を下すこととは別の話だ。
意見を求められる選手もいるが、意見を言うことと、その意見が決定に直結することは別の話だ。
僕は選手ともフロントオフィスともやり取りしている。
だが、まったく別の問題だ。
選手が常に決定を下せる立場にあるとは思えない。
なぜなら、選手たちはフロントオフィスがやっているような調査をやっていないからね。
誰かと付き合うことと一緒に暮らすことは、まったくの別物だ。
ゼネラルマネージャーを務めるロブ・ペリンカは先日、来季のロスターについてジェイムスも納得できるような人員を揃えると明かした。
ペリンカGMはジェイムスやルカ・ドンチッチに意見を求めるだろうが、ポールの話を聞く限り、ジェイムスとドンチッチの意見を鵜呑みにすることはなさそうだ。