カイリー・アービングがキャブス時代を振り返る「僕には悪い習慣がたくさんあった」

2011年のNBAドラフト1位でクリーブランド・キャバリアーズに入団したカイリー・アービングは、キャリア6年をキャブスで過ごした後にトレードを要求し、ボストン・セルティックスに移籍した。
レブロン・ジェイムスが復帰するまでのキャブスは厳しい状況を強いられていたが、アービングは当時の彼自身を未熟と感じていたのかもしれない。
アービングは先日、キャブス時代について次のように明かしたという。fadeawayworld.netが伝えている。
誤解しないでほしいが、僕はクリーブランドを愛している。
彼らが僕にやってくれたすべてに感謝している。
ただ、行きたいフランチャイズを選べたら良かったと思う。
大好きな選手や仲間たちと一緒に成長したかった。
なかなか勝てないチームで若い頃を過ごすと、悪い習慣がついてしまう。
僕もそうなってしまったんだ。
僕は勝者でもなかったし、グッドルーザーでもなかった。
若い時の僕には悪い習慣がたくさんあった。
試合に負け続け、とにかくスコアリングすることだけを考えてしまっていた。
ハイライトを量産し、称賛を浴びるのは素晴らしかったかもしれないね。
だが、本当に望んでいたのはただ勝つことだったんだ。
レブロンのような選手と一緒にプレイする時はまったく別物だ。
自動的にトップレベルであることが求められる。
カメラの前では見えないことがたくさんある。
僕はただ物事を模索していた若者だった。
レブロンと一緒にプレイするのが嫌だったわけではない。
僕にとって前に進む時だったんだ。
皆はそれを受け入れなければならない。
君たちは何があったのか知らない。
僕が引退した時に本当の話を聞くことになるだろう。
2014年の夏にジェイムスがキャブスに帰還したことにより、キャブスの状況は一気に変わった。
だが、アービングの役割にも変化があり、彼はさらなる成長を求めてジェイムスのもとを去ったとされている。
アービングが引退後に何を語るのか、その日を楽しみに待ちたいところだ。