ケンドリック・パーキンスがカワイ・レナードを擁護「裏取引はどこにでもある」

ロサンゼルス・クリッパーズのNBAスター、カワイ・レナードは、アスピレーションと4年2800万ドルのスポンサーシップ契約を結んだ。
だが、レナードがアスピレーションの広告活動などに参加した形跡はなく、クリッパーズのサラリーキャップ問題を回避するために架空のスポンサーシップ契約だったとされている。
そんな中、元NBA選手のケンドリック・パーキンスがこの問題に言及した模様。
パーキンスによると、今回のような裏取引はアメリカ中で行われているという。パーキンスのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
裏取引があるのはスポーツ界だけではない。
アメリカではよくあることだ。
エージェントの第一の仕事は顧客を守ること。
第二は最大限の金額を勝ち取ることだ。
カワイは契約したよね?
おそらく「我々(クリッパーズ)はマックス契約を出せない。金をキープしておかなければならない。だが、代わりにインセンティブを追加しよう」という話なんじゃないかな。
他の選手たちがやっていることと何も変わらない。
僕が言いたいのは、スティーブ・バルマー以外で誰が組織を運営しているのかということだ。
またローレンス・フランクだ。
僕はずっと言っている。
誰もローレンス・フランクを信用していない。
そして、こんなくだらない話が突然出てきた。
クリッパーズはカワイ・レナード以上に叩かれるべきだ。
全体的に見ると、正直者が得をしたなんて話は一度もない。
絶対に何かがある。
彼らが不正を働いたと言っているわけではない。
ルールに反していると言っているわけではない。
だが、コネがなければ成功できない。
重要なのは「何を知っているか」ではなく、「誰を知っているか」だ。
メディアの世界も同じだ。
トップとの人脈がものを言う。
皆はカワイ・レナードのスキャンダルだと騒いでいるが、アメリカでは裏取引なんて日常茶飯事さ。
今回の問題の争点になっているのは、レナードがアスピレーションから受け取ったとされる2800万ドルが、レナードとクリッパーズの契約に関わっているかということだ。
もし不正が証明された場合、NBAはクリッパーズに多額の罰金やドラフト指名権の剥奪といった処分を下す可能性がある。
なお、大手法律事務所に調査を依頼したNBAは、今回の問題を徹底的に精査すると見られている。