クリッパーズが新たな疑惑報道に反応「砂上の楼閣」

ロサンゼルス・クリッパーズ、スティーブ・バルマー、カワイ・レナードは、アスピレーションと活動実態のないスポンサー契約を結んだ疑惑が持たれている。
クリッパーズはサラリーキャップの問題を回避するためにそうしたとされているが、NBAと法律事務所による調査が続く中、新たな疑惑が浮上した模様。
クリッパーズのマイノリティオーナーのひとりであるデニス・J・ウォンが、すでに経営難に陥って従業員の20%を解雇したアスピレーションに199万9999ドル59セントを投資し、アスピレーションが従業員を解雇したその日に同社からレナードに175万ドルの送金があったというのだ。
この報道にクリッパーズが反応した模様。larrybrownsports.comが伝えている。
(アスピレーションは)スティーブ氏をはじめとする多くの人々を欺いた砂上の楼閣だった。
バルマーがクリッパーズの株式の99%を保有している一方で、ウォンが保有している株式は1%未満。
だが、バルマーとウォンはハーバード大学時代のルームメイトだ。
ウォンがアスピレーションに投資したのはそれが初めてだったというから、ウォンがアスピレーションを通してレナードに175万ドルを支払った疑惑が生まれるのは当然なのかもしれない。
なお、もしNBAと法律事務所の調査でクリッパーズに違反が認められた場合、NBAはクリッパーズにドラフト指名権の剥奪、罰金、さらにはレナードの選手契約無効化の処分を科す可能性があると報じられている。