アスピレーション元CEOがカワイ・レナードとのスポンサー契約の詳細を明かす

ロサンゼルス・クリッパーズ、オーナーのスティーブ・バルマー、NBAスターのカワイ・レナードは、アスピレーションとの不正なスポンサー契約疑惑により調査されている。
だが、アスピレーションはレナードとの契約にあたり、いくつか条件を含めていたことが明らかになった模様。
アスピレーションの元CEO、アンドレイ・チャーニーはレナードとの契約交渉を振り返り、次のように明かしたという。fadeawayworld.netが伝えている。
スポンサー契約を結ぶ前、幹部たちと数ヶ月にわたって議論した。
NBAのサラリーキャップについて話し合った記憶はない。
契約は僕が辞表を提出する前に締結された。
僕が辞任する前、アスピレーションがレナードと行う計画について、社内で何度も話し合った。
僕が辞任する1週間前に、マーケティングチームからその計画に関するメールもあった。
僕が辞任した後に何が行われたのか、あるいは行われなかったのか、またその理由については僕は答えられない。
チャーニーはそう語ったが、レナードの契約にはPR活動などを拒否できることも含まれていたと噂されている。
また、アスピレーションの元従業員は、クリッパーズのサラリーキャップ対策だったことを示唆している。
なお、レナードとアスピレーションの契約書にはレナード陣営が要求した内容に加え、8時間の撮影に1日参加すること、4時間のPR活動に1日参加すること、2021-22シーズンに欠場している間にタイロン・ルーとの週1回5分間の対談コーナーに出演すること、アスピレーションの要請に応じたSNSへの自然なコメント、いいね、リツイートを5件すること、コート外のプロジェクト3件に参加することが含まれていた。
また、アスピレーションはレナードが前十字靭帯断裂から復帰した後のマーケティング計画も策定していたと報じられている。