スティーブン・ジャクソン 現役引退を正式発表
キャリア14年のスウィングマン、スティーブン・ジャクソンが、現役引退を正式に発表した。ESPNの記者がTwitterで伝えている。
ジャクソンの名を聞くと、インディアナ・ペイサーズに所属していた2004-05シーズンの大乱闘を連想するファンも多いのではないだろうか。
ペイサーズのロン・アーテスト(現インディアナ・ペイサーズ)とデトロイト・ピストンズのベン・ウォーレスの接触がきっかけとなり、ファンを巻き込んだ大乱闘に発展。
いわゆる“パレスの騒乱”だ。
ジャクソンはアーテストと共にファンに対して暴行を働き、30試合の出場停止処分を言い渡された。
リーグ史上最悪ともされる大乱闘後も、ジャクソンは発砲事件を起こすなどの問題を起こした。
悪童のレッテルを貼られたのは言うまでもない。
ジャクソンはキャリア14年を通してニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)、サンアントニオ・スパーズ、アトランタ・ホークス、ペイサーズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、シャーロット・ボブキャッツ(現ホーネッツ)、ミルウォーキー・バックス、ロサンゼルス・クリッパーズでプレイし、通算858試合の出場で平均15.1得点、FG成功率41.4%、3P成功率33.3%を記録。
スパーズに所属していた2002-03シーズンには、タイトル獲得に貢献した。
2012-13シーズンにスパーズ復帰を果たすも、グレッグ・ポポビッチHCのシステムに不満をあらわにし、解雇。
翌シーズン途中にクリッパーズと契約するも、わずは9試合の出場で解雇され、その後はどのチームとも契約できずにいた。
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