オムリ・カスピ「キングスはプレイオフに進出できる」
オムリ・カスピはこの夏、サクラメント・キングスとの再契約を決断した。
他チームと契約したとしても、おそらく一定の役割が与えられるだろう。
それでも9シーズン連続でプレイオフ進出を逃しているキングスと再契約したのは、ジョージ・カールHCとキングスのロスター、そしてデマーカス・カズンズの存在に理由があるようだ。カスピのコメントをCBSSports.comが伝えている。
「サクラメントが好き。去年はコーチと本当に良い関係を築けたと思ってる。チームの方針も気に入ってるし、正しい方向へ向かってるんじゃないかな。良いチームになったと感じてるよ。来季のプレイオフへ向けて成長し、戦ってるチームのひとりになりたい。プレイオフ中はチャンピオンシップで勝つチャンスをもたらすひとりになりたいんだ。ここを離れたいとは思わなかった。組織を信頼してるし、コーチたちを信頼してる。リーグ最高のセンターもいる。明らかに俺らは正しい方向へ向かってるのさ」
この夏、カズンズはNBAケアのイベントに参加するついでに、カスピと共にイスラエルを訪れたという。
その際、イスラエル出身のカスピは、実家にカズンズを招待したようだ。
「カズンズと初めて会ったのは、俺がキャリア2年目で、彼がキャリア1年目の時。それから良い関係を築いてきた。分かるだろ?君にとっての家族のような存在なのさ。家族には何でも話せる。家族は君を信頼してるし、君も同じように家族を信頼してる。何か間違ったことをやらかした時は、心配して電話をかけてくれる。逆も然り。彼はアメリカから俺の家族に会うために、はるばるやって来てくれた。彼(カズンズ)が俺の両親や妹と夕食を共にしながら話をしてるのを見ると、特別な関係なんだって思うよ。彼を愛してる。彼は俺の兄弟なんだ」
昨季からキングスに復帰したカスピにとって、兄弟のような関係のカズンズがいるチームは、安心感を得られる場所でもあるのだろう。
レイジョン・ロンドやカロン・バトラー、マルコ・ベリネリらを新たにロスターに加えたキングス。
来季は台風の目となるチームのひとつになるかもしれない。
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