ミッチ・カプチャックGM ロイ・ヒバートの復活に期待
インサイドに弱みを抱えていたロサンゼルス・レイカーズは、このオフのトレードで元オールスターセンターのロイ・ヒバート獲得に成功した。
とはいえ、ここ数年のヒバートはパフォーマンスレベルを落としており、かつてのようなプレイでレイカーズに貢献できるとは限らない。
だが、レイカーズのゼネラルマネージャーを務めるミッチ・カプチャックGMはヒバートに望みを託している模様。カプチャックGMコメントをinsidesocal.comが伝えている。
「彼が2、3年前の状態に戻れることを願ってる。私の希望さ。彼には素晴らしいサイズがあるし、素晴らしいウィングスパンもある。彼は今季が契約最終年だよね。彼がうまくプレイしたいって思ってるのを、私は分かってる。ここ2、3年でがむしゃらにプレイしてなかったって言ってるわけじゃないよ。彼にはただ変化が必要だったんじゃないかな」
「彼がモチベーションを保ってるってことは私も分かってるし、高いスキルを持ってるってことも分かってる。それに彼が我々のベスト・ミッドレンジシューターになるということも分かってるよ」
「彼はスコアリングでも貢献するだろうね。オールスターチームに選ばれるかは分からないが。だけど、彼がすごく良いシーズンを過ごせる環境がここにはあるんだ」
「ロイが素晴らしい年を過ごすなら、我々は彼を28歳当時のような状態に戻すことができるだろう。なぜ彼がチームの中心のひとりになれないのか、私には分からないよ」
そう話すカプチャックGMだが、ヒバートの最大の課題はメンタルだろう。
インディアナ・ペイサーズで絶不調に陥った当時、ラリー・バードやポール・ジョージらがヒバートのメンタルを支えてきたが、それでも復調できなかった。
とはいえ、ジョーダン・ヒルやエド・デイビスを失ったレイカーズにおいて、ヒバートは開幕からインサイドの要としてのプレイを期待されるに違いない。
また、ここ数年のレイカーズはディフェンス面に大きな問題を抱えているため、ヒバートには何よりディフェンスでの貢献を期待したいところだ。
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