ニューヨーク・ニックスのカーメロ・アンソニーは、今年のドラフトでジャスティス・ウィンズロー、もしくはスタンリー・ジョンソンを指名すべきと考えていた。

だが、フィル・ジャクソン球団社長はサイズのあるクリスタプス・ポルジンギスの獲得を決断。

ドラフトの結果を受け、当時のアンソニーはジャクソン球団社長の決断に疑問の声をあげていたが、今となってはジャクソン球団社長に感謝しているかもしれない。

予想を上回るパフォーマンスを披露しているポルジンギスについて、アンソニーは次のように評価。nypost.comが伝えている。

「俺が引退した後、彼（ポルジンギス）がこの組織を長く率いていくだろうね。そうなる前に、できれば1回か2回はチャンピオンシップトロフィーを掲げたい」

「今の俺らは彼との関係を構築してるところ。俺は彼を助け、経験を用いるためにここにいる。彼はかなり良い仕事をしてるよ。彼は自分の力で良い仕事をしてる。ゲームを学んで、ゲームの感じを掴む。ゲームをこなす度に彼が良くなっているのが分かるんじゃないかな」

日本時間11月25日の時点で、大手ブックメーカーのウィリアムヒルはポルジンギスをルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞の有力候補として挙げており、その倍率はカール・アンソニー・タウンズの2.10倍、ジャリル・オカフォーの2.87倍に次ぐ4.33倍。

ルーキーシーズン序盤で、ポルジンギスは一定の評価を得ることができた。

これからはその評価が正しいものなのか、そしてチームを勝利へ導ける選手なのかに注目が移ることになるだろう。