ラッセル・ウェストブルック「レジー・ジャクソンって誰?」
オクラホマシティ・サンダー一筋でプレイしてきたレジー・ジャクソンは、昨季中のトレードでデトロイト・ピストンズへ移籍し、先発ポイントガードの座を手にした。
ジャクソンは先発出場の機会を求め、サンダーに自らトレードを志願したというが、トレード直後にサンダーを批判。
ケビン・デュラントとラッセル・ウェストブルックらが負傷離脱していた間、ジャクソンは先発ポイントガードとしてプレイするも、勝ち星をあげることはなかなかできなかった。
ウェストブルック復帰後は再びベンチへ退き、トレードを志願することとなったわけだが、当時のウェストブルックはジャクソンについて「彼がいてもいなくてもOKCはタイトルを獲得できる」と発言。
さらにデュラントも「ジャクソン以外の選手はみんなチームに残りたいと思ってる」とウェストブルックに続いた。
それに対し、ジャクソンはトレード直後「俺はいつもパーフェクトというわけじゃなかった。そんな環境でもなかったしね。だけど俺がスケープゴートにされてしまったんだ。(サンダーでは)悪いことすべてが起こった。俺はスケープゴートにされたからね。俺一人がすべての責任を背負ったんだ。なんでだろう。たった8分の出場時間なのに、どんなインパクトを期待されてたんだろうね。腹立たしくなるよ。すべては突然のことだった。ロッカールームで悪者扱いされ始めたんだ。どんな時でも俺は正直にやってきた。先発したかった。ロッカールームで問題児扱いされたのさ」とサンダーを痛烈に批判した。
そして先日、ピストンズ対サンダーの試合が実現。
チェサピーク・エナジー・アリーナで行われた試合で、ジャクソンは15得点を記録するも、ピストンズは87-103で惨敗した。
この試合後、ジャクソンとの対戦について聞かれたウェストブルックは次のようにコメント。Daily Thunder.comが伝えている。
「(レジー・ジャクソンって)誰?何か起きたの?」
あたかもジャクソンを無視するかのような発言に徹したウェストブルックだが、デュラントもジャクソンに言及することはなかった。
「スティーブン(・アダムス)は彼らのベストプレイヤー(アンドレ・ドラモンド)に対して素晴らしい仕事をしてくれた。アンドレ(・ロバーソン)は彼らの2番目のベストプレイヤーである(ケンタビアス・カルドウェル・)ポープに対して素晴らしい仕事をしてくれた。ラスも彼の仕事をしてくれた」
ジャクソンの名を一切口にしないあたり、相当な確執があるのだろう。
サンダーで何が起きていたのか知る由もないが、これだけコケにされたのであれば、ジャクソンも黙っていないはずだ。
サンダーとピストンズの次戦は日本時間3月30日、場所をパレス・オブ・オーバーンヒルズに移して行われる。
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