ケビン・デュラントの父 決断に迷った息子に「セルフィッシュになれ」
オクラホマシティ・サンダー一筋のキャリアを送ってきたケビン・デュラントは、この夏にゴールデンステイト・ウォリアーズ移籍を決断した。
決断当時はベッドルームから数日出ることができなかったというのだから、デュラントにとって相当重い決断だったのだろう。
去就に悩む息子の様子を心配してか、デュラントの父はあるアドバイスを送っていたようだ。デュラントの父のコメントをESPNが伝えている。
「『お前の人生で今度だけはセルフィッシュになれ。自分自身のことを考えるんだ』。私が彼に伝えることができたのはそれだけ。彼にとって厳しい決断だったことだろう。彼の性格にはないことだったからね。だけど、人間として成長するためには、時としてセルフィッシュにならないと。彼自身と彼の未来の家族をベースにおいて決断しないといけない」
「彼には『それがやりたいことなら突き進め!』と伝えたよ。『どれほどの批判が出るか理解してる?』と聞いたら『その準備はできてる』と答えてくれた。27歳の息子が下した決断を、私はハッピーに思ってる」
父親から見ると、息子の決断はある意味、独り立ちのようなものだったのだろうか?
とはいえ、ウォリアーズがタイトルを獲得できないとなると、デュラントにはさらなる批判の目が向けられると予想される。
デュラントにとっての来季は、そのプレッシャーとの戦いともなるだろう。
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