ポール・ピアース「レイ・アレンはNBAのバラク・オバマ」
ボストン・セルティックスで一時代を築いたビッグ3のうち、ケビン・ガーネットとレイ・アレンが現役引退を決断した。
そして、残るひとりのポール・ピアースも今季限りで現役を退く。
共にタイトルを獲得したガーネットとアレンの引退には、ピアースもある種の喪失感を感じていることだろう。
そのピアースがアレンと共に過ごした時間を振り返り、次のようにコメント。The Undefeatedが伝えている。
「アレンはNBAのバラク・オバマだったと思う。彼は喋りが本当にうまかった。彼はどんなことでもみんなを納得させることができるからね」
「俺たちのバスケットボールチーム(セルティックス)において、彼は政治家のようだった。俺たちのチームを個性的にしてくれた。KGは本当に情熱的で、俺は彼らの中間。レイが俺たちのバランスを取ってくれてたのさ」
一方、当時のヘッドコーチであるドック・リバースも、アレンのプロとしての姿勢を高く評価している。
「プロ中のプロ。彼がどれほど懸命に取り組んでたか、みんな分かってない。レイが準備できてるかどうか、心配する必要はまったくなかった。いつもありがたかったよ」
リバースによると、アレンは本を読むことが多く、常に情報収集に努めていたという。
残念ながらアレンのキャリアは終わってしまったが、フロントや解説者などとしてアレンの姿をいずれ見ることができるだろう。
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