グレッグ・ポポビッチHC「ジョージ・ヒルのトレードは厳しい決断だった」
2011年のドラフトでインディアナ・ペイサーズに指名されたカワイ・レナードは、ドラフト直後のトレードでサンアントニオ・スパーズに移籍した。
2年連続でディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーに輝き、リーグを代表するスタープレイヤーのひとりとなったレナードだが、グレッグ・ポポビッチHCはドラフト当時、苦渋の決断でジョージ・ヒルを放出し、レナード獲得に踏み切ったようだ。
当時を振り返ったポポビッチHCは次のようにコメント。ESPNが伝えている。
「(ヒルのトレードは)厳しい決断だった。若いプレイヤーたちにはいつも冗談を言ったものだよ。彼は私のお気に入りのプレイヤーだったとね。それから、私のお気に入りのプレイヤーに電話をかけ、ここにはもういなくて良いと伝えなきゃいけなかった。本当に厳しい決断だったよ。だけど、あのトレードはベストだった。両チームにとって良いことだったからね。インディアナが求めていたものであり、我々が求めていたものであり、それが機能した。両チームにとって良いトレードだったんだ」
そのヒルは、この夏にユタ・ジャズへ移籍。
新天地でも先発ポイントガードとしてチームを牽引する活躍を見せている。
つまり、スパーズにはいつの時代にも優秀な人材がいるということだろう。
ポポビッチHCの下、レナードにはさらなる成長を期待したい。
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