カーメロ・アンソニー「オフェンスを調整してるところ」
元MVPのデリック・ローズ、元ディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーのジョアキム・ノア、さらにブランドン・ジェニングスやコートニー・リーを加えたニューヨーク・ニックスは、今季の台風の目になると予想されていた。
だが、今季6試合を終えた時点で2勝4敗と負け越しており、期待を裏切り進捗となっている。
とはいえ、フィル・ジャクソン球団社長が提唱するトライアングルオフェンスは非常に複雑なシステムであり、習得するにはそれなりの時間を要するだろう。
ローズは裁判の影響があり、下準備ができていなかった。
だが、ジェフ・ホーナセックHCはトライアングルオフェンスだけにこだわることなく、さまざまなシステムを導入している。
ローズもトライアングルオフェンスに疑問を抱いているとされているが、カーメロ・アンソニーは次のようにコメント。Sports Illustratedが伝えている。
「今やってることにかかわらず、俺たちはオフェンスを調整してるところ。俺たちはただバスケットボールをプレイしてる。現時点でトライアングルについて聞くのはうんざりだ」
「今日のバスケットボールはピック&ロールだよね。認めようが認めまいが、それがバスケットボールのゲームなんだ。みんながピック&ロールでプレイしてる。それを止める方法を見つけ出すことができれば成功するだろう」
トライアングルオフェンスを完成させるのが先なのか、それとも早急にチームを立て直すことが先なのか、難しい判断を強いられるところだ。
とはいえ、多くのファンは後者を求めていることだろう。
コメントを残す