元ロケッツHCのケビン・マクヘイル「ジェイムス・ハーデンはリーダーじゃない」
ヒューストン・ロケッツのジェイムス・ハーデンは昨季、マイク・ダントーニHCの下でさらに開花し、リーダーとしてチームを牽引した。
ラッセル・ウェストブルックとレギュラシーズンMVPを争い、名実ともにスーパースターとなったハーデンだが、2011年から2015年までロケッツのヘッドコーチを務めたケビン・マクヘイルは、ハーデンをリーダーとして認めていないようだ。
マクヘイルはハーデンについて次のように指摘。Rocketswire.comが伝えている。
「(クリス・ポールの加入は)より良いチームにするだろう。ジェイムス・ハーデンがボールを持つことになるだろうからね。ボールを持ってる時の彼(ハーデン)はファンタスティック。驚異的な視野を持ってるし、なんでもできてしまう。だけど、ジェイムスはリーダーじゃないんだ」
「昨季、彼はリーダーになろうとした。クリス・ポールが加わったことで、ジェイムスは得点する役割に戻るだろうね。すべてのチームは声を上げる男が必要。何か言葉を発したら、みんながそれを聞く。ジェイムスが『チャック(チャールズ・バークレー)、君はもっとうまく(ディフェンスを)しないといけない』と言ったとしよう。それに耳を傾けると思うかい?」
マクヘイルは2015-16シーズン、わずか11試合を終えた時点で解雇された。
当時のハーデンはロッカールームで声を発さず、リーダーとしての自覚が欠けていたのかもしれない。
だが、昨季のふるまいを見る限り、ハーデンは間違いなくロケッツのリーダーと言えそうだ。
ポールの加入により、リーダーとしてのハーデンの負担は軽減され、よりバスケットボールに集中できるようになるだろう。
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