キャリア9年をトロント・ラプターズで過ごしたデマー・デローザンは、この夏のトレードでサンアントニオ・スパーズへ移籍した。

ラプターズのマサイ・ウジリGMはデローザンに対し、今後もデローザン中心で行くことを本人に明かしていたため、デローザンにとっては想定外のトレードとなったことだろう。

ニューヨーク・ニックスのエネス・カンターも、デローザンのトレードに驚いたようだ。

カンターはデローザンのトレードについて次のようにコメント。sportsnet.caが伝えている。

「あのトレードは本当に悲しかった。なぜなら、デローザンはリーグにおいて最もリスペクトされてる男のひとりだし、組織は彼に『我々はこの夏に君をトレードしない』と伝えてたからね。それから数カ月後、彼らは彼をトレードで放出した。誠意がないことを示してる。リーグ全体において、彼はもっとも誠実な男のひとり。だから、彼に起きたことはすごく悲しかった」

その後、ラプターズのウジリGMは自らの過ちを認めた。

だが、デローザンは打倒ラプターズを誓っていることだろう。

来季のラプターズ対スパーズのシリーズは熱いバトルが繰り広げられることになるかもしれない。